値動きのないソーシャルレンディングでのリスクは、元本の棄損です。
これまで3年間やってきて、100ファンドぐらいに投資していますが、いまところ遅延が2件のみです。
一件は、区分マンションで、販売先が見つからずに半年遅れたというものです。最終的には、区分マンションが売れて、遅延した半年分の利益もついて返金されました。
もう一件は、ホテル用の土地です。ホテルを建てて売却ということですが、それが遅れており、半年遅延になっています。どうなるかは、半年後にしかわかりませんが、この際の業者の対応は見事でした。利回りの引き上げ、リコースローンへの変更等々、資産保全について迅速に手が打たれていました。
投資する以上は、どこかでケガすることは避けがたいですが、そのけがを防ぐための対応をとったことで、私としてのこの業者への信頼度はあがりました。
いまは、景気がいいので、ソーシャルレンディングもいいムードですが、景気が落ち込んできて、不動産価格が下がってきたときには、損失リスクは大きく高まってきます。
一度投資してしまうと、1年間は、どれだけ景気が落ち込もうと手が出せません。ひたすら待つのみです。そのため、業者、担保物件を見極めて、何かあっても損失を抑えれるようにしておきたいと常々思っています(なかなかやりきれていませんが。。。)